暫存

Aqua Timez( アクア ) 暫存歌詞
1.希望の咲く丘から

作詞:太志
作曲:太志

青い空にモノクロームの風船 独り見上げる 真四角な風景
一体今まで 幾つの夢を夢のままで終わらせて来たんだろう
視線を足元に落として また歩き出そうとしたその瞬間
爪を噛んでる女の子が 空色の絵の具を 僕に差し出した
赤と黄を混ぜてオレンジ色を作ると 得意げに笑った
その無邪気さに僕も笑い その夢の描き方を見習った
腕や首にあるアザは? 絵の中で泣いている君のママは?
「バイバイ」と静かに微笑むその裏側には
何が張り付いていたんだろうか

癒えない傷が広がる日々の中にいるの?
その悲しみを哀しむには 幼すぎて君は微笑ったの?

君がくれた空色の絵の具で 僕は夢を描こう 強くなるために
この世界の闇を 塗り潰してしまえるような夢を 描いてみるよ

ホンモノの愛の周りには綺麗な嘘は咲いていない
痛みを通過する光が 心のひだに直に絡み次第に癒し咲く
それぞれのimagine

置き場所のない嫉妬 通過する日常 孤独という闇に麻酔を打つ人
耐えては喜怒哀楽を我が物と受け入れる人
そう十人十色 答えはないよ ただ僕は今 闇を駆け抜ける
それがどんなに苦痛だとしても 歌い終えたい言葉があるから…

君はどんな風の中を歩き 何に泣き 誰と笑い 何を夢見たの
その痛みや喜びや孤独を 独り抱えてるなら この夜を分け合えるはず

心の奥で痛みが震えてる 泣きじゃくったっていいだろう?
涙はこの風の中で 乾いてゆくものだと信じて
目を背けないよ 下を向いてしまっても 振り向かないよ
僕のするべきことは もう後悔じゃないさ わかってるんだよ

陽の光を両手で受け止める 絶望すら抱きこんで 強くあるために
通り過ぎる風に悲しみを預けて また歩き出せばいい 明日に向かって


2.上昇気流

作詞:太志
作曲:太志

Get ready for the future!
ずっと淋しかった ずっと独りだった
そういうものだと 諦めかけていた

傷付かぬ程度に他人と一定の距離を保っていただけなんだ
It's ワンダーランド in 妄想 足らん行動 傍観の臆病者
七転び八起き革命 惰性を蹴飛ばして さあ始めようか
日陰で能書きを垂れていたボクにバイバイ 泣いてないで yo high
Future in our eyes, brilliant blue,
future in our eyes, oh my own way

Get ready for the future!
ずっと淋しかった ずっと独りだった
愛されっこないって 決めつけていた

Light again oh, Life again oh,
Love again oh, Fly again oh
Future in our eyes, brilliant blue,
future in our eyes, oh my own way

ずっと淋しかった ずっと独りだった
震える指先で傷口を塞いでた
ずっと淋しかった ずっと独りだった
希望と絶望の狭間で揺れていた

愛とか夢とか 他人事だった 立ち向かうことから
ずっと逃げていた 突き抜けろ 真っ直ぐに


3.独り言

作詞:太志
作曲:太志

my ビッグバン 宇宙のひらめき 膨張を続ける銀河のルネッサンス
遥かなるディスタンスを猛スピードで走るイメージポエットマシーン
太古の昔から生き抜いてきた音という存在と対面
旋律が言葉を連れて ビートに出逢う 偶然というスペースで

何を歌おうか 何を叫ぼうか 誰と笑おうか 誰と終わらせようか

広い 広いこの宇宙に 青い 青い星は浮かび
きっと人は一瞬のような時間を過ごしてく
それが終わる前に何を残そう 何が残せる 今の僕には…

無意識の闇に光るクリスタル 静寂にまつわるディープエトセトラ
渇望しながらその渦に飛び込み 悟る全ては過ぎ去ると
生き そして我が煩悩よ 咲き誇り爆音への道を辿れ
沈む太陽にこそ上る意義はあるはず oh I miss blue sky.

一歩 一歩近づけばいい 黄色い 黄色い太陽に
いっそ いっそ捨ててしまえばいい 愛という言葉が邪魔になるのならば

思い出せない 魂が叫び通した「愛」というものを
誰かに教えてもらうものではない それだけはわかってるんだ

教科書の解答パターンじゃ解けないquestion ヒントはdecrescendo
さあ 未来の記憶に耳澄まし ヴィジョンを吸い込んでまた歩き出すよ
未来が照らすこの1秒 一つだって無駄にせずに 味わうよ
果てしなさを映し出す鏡を砕くと現る
nowhere, now-here, alive

広い 広いこの宇宙に 青い 青い星は浮かび
きっと人は一瞬のような時間を過ごしてく
それが終わる前に…


4.シャボン玉Days

作詞:太志
作曲:太志・大介

世界一大切な人を想いながら さくら色の道を 一人で歩いた
世界一大切な人よ I love you, bye bye...

窓を開けたら 吸い込まれたよ
いつもと違う明るさの中へ 春の夢が膨らんでゆく
まるでシャボン玉遊びのように
弾ける度にまた新しく生まれ変わり 繰り返してく希望
不思議なことに今僕は何も怖くない 君と離れていても
空は 空は 繋がってるから どんなことも 乗り越えられる
いつか いつか 会いにゆけたら 君とシャボン玉を飛ばそう

Have a nice life. と一言を書いて紙飛行機で飛ばす
聞きたい事は沢山あるんだよ 気になるんだよ
涙はもう乾きましたか? 笑顔は取り戻せましたか?
とりあえず その二つにYesと どうかどうか答えてよ
僕の方は あの日の僕と打って変わって前向きなboy
風に吹かれて お日様の下で 汗を流しているよ
座右の銘も変わったよ「元気があれば何でも」ってのに変わったよ
もう君のこと 思い出しても切なくはない

さくらの花びらが 君の空を舞う頃
僕は遠い場所から 祈ってる 君が幸せであるようにと…

僕のもとに 一通の手紙が届いた
「結婚する事になりました」っていう内容の手紙
切なくないよ 別に切なくないよ
もう何とも思ってない なんて言い聞かせてる僕がいる
でも空は快晴 鳥達は鳴いて 花が咲き まるで春の祭典
僕が泣いてちゃだめだろう 君に僕なりの祝福を送ろう
僕は笑って今日を生きよう 傍にいる人を大事にしよう
僕が触れるもの全てにありったけの愛情を注いでいこう

smile again 立ち止まらないで 遥かなる未来へ
keep on パーティーよ続け 騒いで笑って 手を挙げてこう

僕が君に歌う 最後の歌になるよ
少しの強がりと 本当の祝福を
さくらの花びらが 僕の空を舞う今日
僕は遠い場所から さよならのシャボン玉を君に飛ばそう


5.自転車

作詞:太志
作曲:太志

それはよく晴れた日の午後で 広い芝生のある公園
白いペンキの塗られたベンチに座りながら
あなたは遠くを眺めて「幸せはどこまで続くの?」と呟いて
瞬きの中に涙を閉じ込めた

明日のことは 僕も教えてあげられない
まして十年後の二人のことは
僕らが生きられるのは 今この瞬間だけ
だから永遠を放棄して 今あなたを抱きしめる

走れ 走れ 僕の自転車 あなたを乗せて どこまでも行く
夢が夢で終わらないように 「運命」のせいにしないように
青空の下 花咲く丘へ 僕ら進み始めた

僕の心 あなたの心 結ぶ糸をギターのように
弾いて鳴らしたら どんなメロディーができるかな
しっかりと手を繋ぎながら 楽しい曲を作ってゆこう
決して美しい音色でなくたっていいさ

始まりには必ず 終わりが訪れる
咲いた花は いつの日か散るだろう
だけど 僕らは悲しい歌を歌うためだけに
この世に生まれてきた訳じゃないはずだから

走れ 走れ 僕の自転車 あなたを乗せて どこまでも行く
僕らなりに 描いた夢が 誰かにとって ばかみたいでも
僕らの夢は 僕らにとって 輝く真実なのです

走れ 走れ 僕の自転車 あなたを乗せて どこまでも行く
たとえ 辿り着くその場所に 哀しい雨が降り続けても
僕があなたを 力の限り尽くし 守ってみせる


6.未成年

作詞:太志
作曲:mayuko

ありのままの自分を見せることができなかった十代
いつも自分と他人を比べてた
ほんとは自分らしくありたい でも居場所がない
だから他人と比べた
勝つことだけが愛を手に入れるたった一つの手段だった
人より優れていないと認めてもらえない
行儀よくしていないと大人は領いてくれない
相手の顔色を常に伺って嘘の自分を作る
知らぬ間に作り笑いだけが上手になってた
そこで手に入れたのは 空っぽのスカスカの一瞬の安心感だけだった
幸せなふりをするのはもうやめにしよう
心の底から思いっ切り笑いたいんなら
その前に 流すべき涙がある
あの頃 俺達は たった一つの物差しで順番に並べられてた
わかってくれる大人は いなかった
ありのままの俺達を誰も見てはくれなかった
そうだろう 俺の愛すべき友よ
教科書の内容が理解できても 難しい問題が解けても
何かで一番になっても 人の気持ちをわかろうとしなければ
人間はただ悲しい動物になってしまう
きちんと触れ合いの中で ぶつかり合いの中で
人の冷たさを知るんだ 温もりを感じるんだ そして気付くんだ

ありのままの自分で人と触れ合う素晴らしさを
ありのままの自分で人と向き合う素晴らしさを
ありのままの自分で人を愛する素晴らしさを


7.ひとつだけ

作詞:太志
作曲:太志

「君は君の出来ることを 君の出来る精一杯でやればいい」
そう教えてくれた人は 一人もいなかったけど もう大丈夫だよ
不器用で純粋で人とうまくやれない
涙の使い方すらもろくに知らない
僕の愛すべき友よ そろそろ幸せになろうぜ

大切なものを ひとつだけ 握り締めて 未来を信じてみよう
そしたら もっと素敵な世界を感じられるから

めぐり逢い 探り合い すれ違い 別れ 世間にもまれ
悩み あがき 自分を磨き 光輝く明日へと 道は続いてゆく
それぞれの傷跡 分かり合おうとする悪あがきの後
暗闇の中 僕は想う
一つになりたい 一つになれない でも一つになりたい

生まれ育ち 目にしてきたもの その違いが僕らを阻むのなら
君と僕を隔てている その壁に愛を落書きしよう 悪あがきでもいい

大切なものを ひとつだけ 握り締めて 未来を信じてみよう
そしたら もっと素敵な世界を感じられるはず…感じられるよね きっと


8.Mr.ロードランナー

作詞:太志
作曲:太志・OKP-STAR・大介

自由を求め辿り着いた四畳半 ノリと情熱のみの手ぶら行動学
幸か不幸か俺は多くを持たぬ故にハングリーに生きる男だ
綺麗ごとが俺を助けるはずはなく現実がしめしめと俺の夢を嘲笑う
転んでもただじゃあ起きませんよ welcome 逆境 試練 etc…
無理だとか 状況的に不利だとか
不向きだとか 次は転ばないように歩こうだとか
俺は端っから思わない ろくでなしブルース
想い出よりも眩しい明日をめがけ超特急でこの道を爆走
傷だらけon the run「何時だって何処から」
It's like that, Mr.ロードランナー
Let me go Let me go Let me go Let me go

桜梅桃季 百人で百通り それぞれに闇を背負い光の射す方に
It's glory. It's growin' up. 終わりなきストーリー
決意が胸の中で膨らみ破裂しそうな夜 俺は俺の革命に乗り込む
比べるのは「他の誰か」じゃない 相手はいつだって「昨日の自分」
This is Aqua Timez フレーバー どん底から頂上を睨むbrave heart
静かに叫ぶfreedom… 吸い込んだ空気を勇気に変え 明日切り開く
一歩でも前に進もうって気持ちだけが
ヘトヘトの体を引きずって歩いてく
向かい風に逆らい 歌いたいだけ歌い 歩くべき道をこうやって歩く
Let me go Let me go Let me go Let me go

人より倍の時間がかかろうが 俺は俺の約束の場所までこの足で歩く
韻で探る 探り 探り抜き 探り当てるサクセス
ride on time リスク承知で大航海
波乱万丈high-low-high 生きてる限り歌い放題
Let me go Let me go Let me go Let me go

Bang, bang, bang 目指すてっぺん
Bang, bang, bang 来たる決戦
Bang, bang, bang 目指すてっぺん
Bang, bang, bang don't don't stop 爆音


9.夜の果て

作詞:太志
作曲:太志

「決して急がず されど弛まず」
ゲーテの言葉が疲れた足を励ます 英雄達にすら翼は無かった
やはり彼らも人としてその足で歩いた
挫けること 立ち直ること 突き進むこと それら全てが命の鼓動
二度同じ花は咲かないだろう 諸行無常
次々とBeat from emotion. ディスカバリー 此処は俺の情熱大陸
ハイリスク承知で邁進 奇跡は何処にも落っこちていない
それは自分で此処に降らせるものだろう
叩きつける様な風の一本の旗を持ち
その重力を生きがいに感じる 踏みしめる現実 未来への挑戦状
生まれたての情熱 みなぎるモチベーション
ゆっくりと暮れてく西の空を眺める 太陽が完全に隠れる
賑やかさから独り取り残された様な気がして
そう 天を見上げた 「君の夜だけが暗いわけじゃないさ」
星の光がそう教えてくれた 月光がモノクロームの理想を溶かした
「目の前にある現実を動かしな」
教科書から掬い上げた正しさは
此処じゃあんまり役に立ちそうもないな
先の尖った屁理屈もとうとう丸くなって
広い広い空に溶けて行ったしな 愛を待って動かない花になるか
ボロボロの信念で転がる石になるか
俺は後者を選ぶぞ 進むためなら何回だって傷ついてあげますよ

この願いの果てに 必ず太陽は昇る
不可能という果てしなさを疑って 足を前に出す
苦悩の中で咲いた哲学を胸に秘め
濃い闇を切り裂く 此処にある命を響かす

愚痴と行動は反比例の関係にある
言い訳を片付けて懸命を誓う 永遠を逃してこの一瞬に生きる
何も怖くない 無敵のリリック
遥か彼方からやって来る風に姿で返事をしよう 堂々と生きよう
夢+行動=stay gold 螺旋階段を上り光る一生
一歩先の理想の自分を尊敬し そいつに憧れ
俺は一歩一歩近づく
そいつは自分の力の及ぶものを全てやり遂げていく不屈の英雄
俺にできない事があり
俺にしかできない事がある それを磨き続ける
当たり前のこと 森が緑を営む様に人は前を向き強く進んでく

誰かを変えようとするんじゃなく
自分が変わろうとしたとき 真っ暗なキャンパスに光がこぼれたんだ
強くなるために人間には試練と弱さが用意された
さあ始めようか 強くなるんだ 不屈の同志
風 花 森 太陽 山 川 谷 嵐よ
俺は君達に教わる 机の上でよりも深く
奮い立ち 鎧を脱ぎ捨て 等身大の私は輝く
掌に忍ばせた小さな勇気一つで


10.words of silence

作詞:太志
作曲:mayuko

薄れることはあっても 消えることはない 一人の人を愛した記憶
あの頃いつも いつの日も眼差しの先にあった未来は一つ永遠の絆
風に揺れる紅葉の
あの小さな木の下で勇気を振り絞って伝えた一つの告白
右手の薬指にはめたお揃いの心地よい束縛
春の温かい陽だまりの中で じゃれ合いながら
このまま 時が時が止まってしまえばいいのに 本気でそう思った
「おはよう」「おやすみ」「手を繋ごう」「ずっと一緒にいよう」
「ありがとう」「ごめんね」「また明日」「晴れるといいね」
そんな当たり前の繰り返しが 僕にとって輝く愛の日々でした
過ぎ去った時間は輝きを増して
僕にはあまりにも眩しくて 淋しくて 胸がしめつけられる
あの日、抱きしめた腕を緩めたら もう二度と
二度と逢えなくなる気がした
そして僕は一人になった
今年も紅葉が風に舞って秋の終わりを美しく彩っています
この小さな木の下で静かな恋の物語を終わらせる前に
一つだけ…
僕は、僕はあなたの記憶の中で上手に笑えてますか?


11.静かな恋の物語

作詞:太志
作曲:太志

心の水面に言葉を浮かべて眺める
手に手を重ねたまま 沈黙で語り合う二人の空間
自然と頬を伝う切なさの真実 涙は光を追いかける音
存在は紡ぎあい 縦糸と横糸の物語

大切な人を大切にするということ
その人の空を青くしたいと思うこと
自分の気持ちをカムフラージュしながら
離れ離れの頃に送った手紙

「運命の恋は降ってきましたか?まだ雨に濡れていますか?
ただ雨に濡れていたいだけなんですか?」
言葉で隠すほど声は裸になる
あなたは 淋しくなんかないと言ったね

夕焼けのオレンジが僕の部屋のカーテンに染み込む
握り返してくれる手は遠い街の空の下にある
淋しさはこの胸の中にあって 切ない二酸化炭素をつくる
ため息という名で宙を舞い 時の流れの中で溶けてく

幸せな空想を抱いたまま眠る夜
あなたは誰を想い誰の夢を見るの?
会えない時間は僕らを何処に連れて行くんだろう
変わらないものがない この世界で

今日の「絶対」が明日の何になる
走り去ってく光を見届けるのは僕の方なんだろうな
それでもいいと思って好きになったから
あなたは 違う誰かの胸に眠ってもいいよ

尽きる事なく溢れる想いにも いつか終わりが来るんだろう
それならば この一瞬を永遠と呼ぼう
この時をたくさんの記憶で飾ろう 絶えず流れてく真実の中で
心の底にまで潜って来てくれる声がある
それはゆっくり近づいて僕の孤独を抱きしめる
あなたがそばにいてくれたらって
そばにいて わらってくれたらって…


12.マスターマインド

作詞:太志
作曲:大介・太志

魂を削るこの勝負に徹する 無我夢中 ノーブレーキ 雨雲の真下
降りしきる雨 ずぶぬれのプライド 五人で一つマスターマインド
無意識に両肩がリズムを刻む
「やる」のと「やらされている」のは違う
始めた頃と変わらない情熱が 新しい驚きを連れてきてくれる
何もかもを持って生まれた奴はいない
だから未完成の地図を握り向かってく未来
hello, good-bye そしておやすみなさい
過去は安らかに眠る もう起きることはない
かつての栄光は遠く光るコロナ 欲望が這いずり回る場所はここだ
約束しよう 宿命よ 俺は一年と半年であんたを変えてみせる

bring it bring it 突き抜けるイマジネーション
bring it bring it 闇の美学stay gold
bring it bring it 明日を奏でる月光
bring it bring it 星は輝きを競い
広い宇宙に僕らは 一人一人 個性を持ち生まれ落ち
時に寄り添い 時に反発し合い やがて心を通わす
それぞれが持つそれぞれの光 それぞれのベクトルを一点に集中
忍耐強く戦い続ける そう 五人で一つマスターマインド

我が身を駆り立てる全ての現象 良し悪しあろうとも感謝の念を
モノクロの迷路 鮮やかな音色 燃え盛る情熱は絶対零度
坂道の向こうが知りたい そこで改めて旧譜を聴き直したい
たくさんのレビューにさらされ
時に可愛がられ 時に踏みつけられたあの詩を
big up, my men NIKKA いくら感謝しても足りないくらいだ
「来恩」から聴こえる言葉 それが今日も俺を前に進ませてくれる
胸を駆け抜ける数々の想い 観念じゃなく実践のphilosophy
努力 実力 経験 総動員 我が道を行く
ロード・オブ・ザ・ビクトリー

bring it bring it 突き抜けるイマジネーション
bring it bring it 闇の美学stay gold
bring it bring it 明日を奏でる月光
bring it bring it 磨き続ける原石
一人とて同じ輝きを持たず 奇跡を待たず夢を成す
限られた時間 限られた空間 そこに見出す無限
終わりなき旅 敗北の度に 己の未熟さを知り また磨く
限界の向こう側に咲く花を 見るためにただマスターマインド

孤独を延々と響かすオルゴール 人はその和音にまたがって踊る
扉を内側に開き 純粋な主観に情熱を灯しモノを作る
しかし そこで終わってしまっては 表現の扉は外側に開かない
異なった個性が同じ場所を目指す
さぁ時は満ちた これぞマスターマインド

bring it bring it 突き抜けるイマジネーション
bring it bring it 闇の美学stay gold
bring it bring it 明日を奏でる月光
bring it bring it 磨き続ける原石


13.ホワイトホール

作詞:太志
作曲:大介・太志

I wanna dance in the groovy night.
I feel so free. You feel so free. We feel so free.

Jump around そう夜から夜へと 散らばった星を集めよう
爆音 da place to be 祭り好き達で賑わうgroovin'
瞬間という点と点が線となり 永遠と化す
back to the start 初期衝動で走ってく 走ってくんだけど
何故か無性に淋しくなるのです
どうか この鉛色の空が突き抜けていきますようにと 祈りながら

I wanna dance in the groovy night.
I feel so free. You feel so free. We feel so free.

風が全てを連れ去ってゆきます
僕は此処で潔く儚さを燃やし続けてゆく

I wanna dance in the groovy night.
I feel so free. You feel so free. We feel so free.

今にも泣き出しそうな空を見上げ 僕は愚かな矛盾に立ち尽くす
それでも今でも情熱は鳴り響き 僕を更なる高みへと上らせる


14.暁

作詞:太志
作曲:太志

深い闇の向こうにみなぎる 暁、寡黙な輝き
当然山あり谷あり 降ったり止んだりも然り

自らに後悔のないように “It's gonna be alight”と太陽に
believe love & peace 届きますように
kick da verse 愚痴を蹴散らすように
繰り返していく日々はファンタスティック がしかし理想はそう簡単に
手に入れることはできなくて だからこそ汗流して to the success

Wake up 起きてっか いずれは自分で戸を開けんだ
Remember 負けんな just keep on movin' on
綺麗な静寂の真ん中 賑わう音がわんさか
個性なんて様々だ 可能性だってこれからまだまだ

限界へ挑む常に挑戦者 step by step で向かう正面から
day by day 毎日がスタートライン 既成概念かいくぐって最上階
曖昧に過ぎる地味な光景と対極する情熱の共鳴音
響かして もっともっと 日々響かして “give it away”

Wake up 起きてっか いずれは自分で戸を開けんだ
Remember 負けんな just keep on movin' on
綺麗な静寂の真ん中 賑わう音がわんさか
個性なんて様々だ 可能性だってこれからまだまだ

深い闇の向こうにみなぎる 暁、寡黙な輝き
当然山あり谷あり 降ったり止んだりも然り
深呼吸 さぁ目の前には 遙かなる勝利への道が
踏み出す勇気を期待している さぁ臆せず

Wake up 起きてっか いずれは自分で戸を開けんだ
Remember 負けんな just keep on movin' on
綺麗な静寂の真ん中 賑わう音がわんさか
個性なんて様々だ 可能性だってこれからまだまだ


15.乱気流

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

※You only live once, Go ahead.
Only live once. Go ahead.
You ain't seen nothing yet!
I keep my fingers crossed for you.※

プラスティックの感情 笑顔にひびが入る
感じるままに生きることの難しさ
確信がぐらつくから 外側に押しつけた
心に雨がないのに虹を探した
叫び通すだけさ できるだけ潔く

(※くり返し)

「空っぽでいるくらいなら 狂った方がましさ」
ゆがんだ言葉に 胸ぐらをつかまれる
言われてみれば そう 上っ面 脱ぎ捨てりゃ
皆 常識を演じる変人だろう

(※くり返し)

希望と光を迎え入れた以上 絶望と闇も生涯の友
陰口は聞き飽きた 愚痴はもう言い飽きた

(※くり返し)


16.ガーネット

作詞:太志
作曲:太志

風が包みこんだ大きな木の下で 僕は夢を歌おう
四葉のクローバーを ひとり探し歩いた頃の夢を
胸の奥で点滅する寂しさだけが 道を照らしてた
光を待ちくたびれると いつも それだけが道を照らしてた
あなたに出逢い 分かり合えた 一つ一つの夜を分かち合えた
通じ合うのは言葉じゃない 互いの胸に秘めてる孤独さ
虚勢を張り続けるこの唇を あなたは優しく撫でてくれた
やっと僕は僕でいられた

聴かれなかった歌は こぼれてく涙は
空と大地が受け止めてくれてた
人は「ひとり」だって 信じて生きてきた
あなたに出逢うまでは ずっと

今の自分のままで 人を愛す勇気がなかったから弱さを隠し
本当の自分が見えなくなるくらい 遠くまで走ろうとしたんだ

絵の中の青を切り取って 自分の空に貼り付けたりして
もっと青い空が欲しい そう願うのはみんな一緒だね
笑顔は作るもんじゃない 心の淵からこぼれるもんだね
感謝はしようとするもんじゃない 自然と湧きあがるもんだね
人よりも もっと幸せであらねばと いつの間にか思ってた
比べることのできないものまでも比べて 鎖を身につけた
痛みが遠くの方で泣く声がしたから レンズを覗いた
優れる者だけが愛されていた

探そうと思ったら 人間なんてのは 欠点だらけの生き物さ
愛される理由がなくて 自分を探した 僕は少し間違えていたね

行くあてもないまま 漂うようにして
いつも「ひとり」を選んできた
笑顔も喜びも 触れ合いの内側から
咲きこぼれてゆくものなのに

傷のない場所なら こんなにもあるのに
向き合うことから逃げてきた
全てに目を伏せて このまぶたの裏に 完璧な世界を描いたけど
瞬きの向こうに 愛を探した時 祈りが一滴こぼれた
か細い親指で 拭ってくれたのは 傷だらけのあなたでした

風が包み込んだ 大きな木の下で あなたと二人でいよう
眠りにつくあなたの やわらかいまぶたに 静かにキスを落とそう


17.ほんとはね

作詞:太志
作曲:太志

飼ってた犬も 生まれた土地も こっそり抱えてきた悩み事も
夢中になった部活も 土の匂いも 風に運ばれていった夢も違う二人
大人になり 与えられた役割 愛想笑い
現実との折り合いも板についてきたけど
遠慮抜きで 心を通わすっていつまでも難しいよね

こみ上げてくる想い 言葉にできても声にならない
かくれんぼみたいな日々 こんなにもそばにいるのに 素直になれない

ほんとはね かまってほしくて いじけたふりをしているだけなんだよ
子供みたいでしょう
ほんとはね 君の事 好きで 好きでたまらないんだよ
あぁ 届くといいのになぁ

ほんとのことを 知りたいけれど
目の当たりにしたら立ち直れなくなるかもしれないから
さまよう振りをしては ここで考え事をしてるのかな
窓の向こう 気がつけば既にもう 時はこっそり過ぎ行き
あれもこれも永久の流れに溶けてくよ 夕闇が子供達を家に帰らせてる

自分のこと 信じてもらおうとするくせに 大切な未来のこと
疑って 押し黙って 内側だけに言葉が降り積もってゆく

ほんとはね 嫌われたらどうしようって思うと
不安になって 進めなくなる
ほんとはね 何ともないよって顔して 過ごしてるけど
あぁ 心が軋むんだ
ねぇ あなたもそうですか

ほんとはね 君がいなくても大丈夫だなんて 嘘なんだよ
強がってたけど
ほんとはね 二人で同じ「今」を分け合いたい 分け合いたい

もう何も迷わずに 胸の内のありのままをぶつけなくちゃ 進めないよね
こんなにも 強く 深くなってしまったこの想いを
あぁ 届けにゆくからね


18.虹

作詞:太志
作曲:太志

大丈夫だよ 見上げれば もう
大丈夫ほら 七色の橋
やっと同じ空の下で 笑えるね

靴紐を結びなおす時 風が僕らの背中を押す
空がこぼした光の向こうに あのユメの続きを描こう
左胸の奥が高鳴る 期待と不安が脈を打つ
本当に大丈夫かな 全て乗り越えてゆけるかな

大丈夫だよ 見上げれば もう
大丈夫ほら 七色の橋
涙を流しきると 空に架かる
ねぇ見えるでしょ はるか彼方に
僕にも見える 君と同じの
二つの空が いま一つになる
やっと同じ空の下で 笑えるね

別々の空を持って生まれた 記憶を映し出す空
君には君の物語があり 僕の知らない涙がある
もしかしたら僕が笑う頃に 君は泣いてたのかもしれない
似たような喜びはあるけれど 同じ悲しみはきっとない

「約束」で未来を縁取り コトバで飾り付けをする
君は確かな明日を きっと 誰より 欲しがってた

巡る季節のひとつのように
悲しい時は 悲しいままに
幸せになることを 急がないで
大丈夫だよ ここにいるから
大丈夫だよ どこにもいかない
また走り出す時は 君といっしょ

「涙のない世界にも その橋は架かりますか?」
壁に刻まれた落書きは ダレカの字によく似てた
悲しみを遠ざけることで 君は 橋を架けようとした
けれど 今 傘を捨てて 目をつぶる

だいじょうぶ

大丈夫だよ 見上げればもう
大丈夫ほら 七色の橋
涙を流し終えた君の空に
ねぇ見えるでしょ 色鮮やかに
僕にも見える 君と同じの
絆という名の虹が架かったね
そして
二つの空がやっと やっと 一つになって
僕らを走らせるんだ


19.優しい記憶~evalasting II~

作詞:太志
作曲:太志

おじいちゃんは言ってた この歳になっても
人とわかりあうことは とても難しいと
おじいちゃんはこぼした この歳になっても
人と別れることは とても怖いと

椅子に深く腰掛けて 遠くを眺める
目の奥で揺れる淋しさは おじいちゃんだけのもの

でも僕にもわかるよ 少しだけなら
僕もいつかそのくらい 深く誰かを愛したい
あなたが 一途におばあちゃんを愛したように

お父さんは言ってた 男の子はね
どんなことがあっても 女の子を守るのさ
それからこう続けた お父さんがね
いない時は おまえが お母さんを守るんだと

声を荒げたりせず 決して理屈は並べず
静かな湖のように 姿で教えた

いま僕にもわかるよ 少しだけなら
大事に想うことと 大事にすることは違うと
あなたが 静かに僕らを愛してくれたから

親子にしましても 男女にしましても
愛とは共に素晴らしい 記憶を残すことなのかもね

そんな記憶なんて 私にはないと
ゆうのであれば今から 描いてみませんか

まだまっさらな 明日に 希望の絵の具をのせて


20.夏のかけら

作詞:太志
作曲:太志

甘く懐かしい夏のかけら まだ幼き心で分け合う
あの頃 あらゆる夢がこの瞳に映った 空を飛びたい時は目をつぶった
僕はいつの間にか 空の飛び方を忘れてしまった
嘘や言い訳も上手になった 夢の鍵は胸の奥にしまった

失くしたものと引き換えに 手に入れたものはなんだろう
不幸せなわけでもないのに 何故か ためいきが零れ落ちてく

遠い昔 僕達は あの夏の空の下 全てが輝いて見えた
もう聴こえない 光に満ちた歌声

小説を結末から読んでみる 始まりへと向かってみる
悲しみの理由を紐解くと 出会ってしまった人と人がいた
落ちてく恋の深み 未来を知らぬ二人
思いつく限り愛を落書きする その壁が行き止まりとは気付かずに

挟んでいた栞はまだ 淡い薄紅色のままで
巡り逢いの喜びと明日への期待に抱かれ すやすやと眠る

遠い昔 僕達は ボロボロの約束を 宝物にして過ごした
もう輝かない 永遠という名の呪文

遠い昔 僕たちは 錆びかけの自転車で あの坂道をのぼり切った…

花が咲き 風が吹き 太陽はあの頃と変わらずに 世界を照らしてる
青春は今も静かに続いている 澄み渡る秋空の下で


21.秋になるのに

作詞:太志
作曲:大介・太志

照りつける午後に 陽炎ゆらめき
一雨欲しいのに 太陽は圧倒的
「去年よりずっと 暑い気がするな」
今年の夏はもう それが独り言になる

クジラ雲の背中に乗り 世界中を見渡せたら
僕のこんな考え事 ちっぽけに思えてくるかな

夏の日の木陰でまどろみ 仄かな世界へ
ゆらゆら 眩しく 現実が溶け出す
繰り返す波のように 光は永久のリズムに
あなたの名前を 何度も呼んでみる あの頃のように

青い鳥は そのまま空に溶けた いくつもの季節を渡り終えた
夢物語それは 一瞬の光に潜んだ forever
不意にやってきて 手を伸ばした途端に逃げ去って
その輝きを忘れられず 人は旅をする 忘却の果てへ
真昼に星は輝かない 輝きとは儚い
儚いとは知るも時を忘れては永遠を語らい
愛してしまうこと それ自体 誰かに教わったことじゃない
食べる 動く 眠る そして一人を想い続ける 自然のリズム

春の日の写真に 閉じ込めた光と風
笑顔で別れた 小さく手を振って
もう秋になるのに 想い出にできないまま
今でも あなたを想い出して 風にためいきを隠す


22.薫

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

暖炉の火が ぱちぱちと歌えば
だいだい色に 包まれる
テーブルに並ぶ二つのマグカップも
ほんのりと 頬を 赤らめている
コトバをなくそう このまま…

窓の外 白と銀の 奏であいの その果てには
桜の木が 春を吹き薫らせる


23.奏であい

作詞:太志
作曲:太志

果てなき夢の途中で 限りある未来を覗く
君の隣で笑うのが 僕じゃない誰かに見えた
君と見つけた小さな公園に着いたよ
あの日 ふたりブランコに乗って 空に近づいたね

僕らは似たもの同士 捕まえてほしくて逃げて
失いかけて初めて 失いたくないものを知る

わかってくれないと しょげる僕も 君のことを わかろうとしてはいない
ぎこちない指先で 鍵盤をなぞるみたいに そっと
奏であうんだろう 誰も知らぬ未来を

いくつもの笑い話と 言いそびれる愛のコトバ
西日が染める帰り道 いつもの駄菓子屋に寄る
違う味のアイスを買って こうかんこする
君は僕の、僕は君の、選んだ味を欲しがる

抱き合って丸くなる度 離れるのが怖くなる
かわいてく真実から 逃げるようにくちづけをする

次を望まなくても 風がページを めくってゆく 立ち止まってる隙に
僕の幸せが 君の幸せとは限らない
奏であうには 僕ら 違いすぎたの?

不協和音さえも 愛せたなら きっと僕ら そばにいれたね ずっと
切りすぎた前髪を 右手で押さえて 照れる君の
愛すべきしぐさも 僕は忘れてくのかなぁ


24.Velonica

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

挫折まみれ 流行にまぎれ 幸せな振りをして歌う
もっと走れと言い聞かして 無謀にも そっと風上へ
来た道を一瞥 ゆとりは御免 四面楚歌 参戦に次ぐ one game
「山あり谷あり崖あり」 塵は積もってく
果てしない旅の途中で 街のはずれに立ち寄る
疲れた両足をそっと投げ出して 寝転ぶと 繰り返される浅い眠り
何度も同じあの横顔 何度も同じあの言葉を…
「生きてるだけで悲しいと思うのは私だけなの?」と

タバコの煙が宙をうねり 虚ろに消える

きっとまだ力なき幼い日に
見なくていい悲しみを 見てきた君は今
こらえなくていい涙を こらえて過ごしてる
ほんとのことだけで 生きてゆけるほど
僕らは強くないさ 強くなくていい
いい?

持ち上げた瞼 世界は春だ 桜色の風をかきわけて
遥か彼方へ向かう途中 この菜の花畑に君はいたのかな
この空に鳥の白いはばたきを 僕が探す間きっと
君は大地に耳を澄まし 蟻の黒い足音を探したんだろうな

ピエロのような仮面を剥いで 太陽に忘れられた丘に立ち

月の光を浴びて 深く息を吸う
皿の割れる音も 怒鳴り声もない世界
温もりがなくたって 生きてはゆけるさ
だけど僕ら生きてるだけじゃ足りなくて

芽吹く大地や 分厚い幹や 消え去る虹や 過ぎ去る日々や
夜空のスピカ 四季の不思議が 教えてくれた 真実を探し続ける僕らに

どこまで旅をしても 命の始まりは
生きて愛されたいと泣いた 一人の赤子
ここではないどこかを 目指す理由とは
心ではないどこかに 答えはないと知るため


25.虹 ~Album ver.~

作詞:太志
作曲:太志

涙のない世界には その橋はかかりません
この世の美しさは全て 内に悲しみを秘めているのさ

靴紐を結びなおす時 風が僕らの背中を押す
空がこぼした光の向こうに あのユメの続きを描こう
左胸の奥が高鳴る 期待と不安が脈を打つ
本当に大丈夫かな 全て乗り越えてゆけるかな

大丈夫だよ 見上げれば もう
大丈夫ほら 七色の橋
涙を流しきると 空に架かる
ねぇ見えるでしょ はるか彼方に
僕にも見える 君と同じの
二つの空が いま一つになる
やっと同じ空の下で 笑えるね

別々の空を持って生まれた 記憶を映し出す空
君には君の物語があり 僕の知らない涙がある
もしかしたら僕が笑う頃に 君は泣いてたのかもしれない
似たような喜びはあるけれど 同じ悲しみはきっとない

「約束」で未来を縁取り コトバで飾り付けをする
君は確かな明日を きっと 誰より 欲しがってた

巡る季節のひとつのように
悲しい時は 悲しいままに
幸せになることを 急がないで
大丈夫だよ ここにいるから
大丈夫だよ どこにもいかない
また走り出す時は 君といっしょ

「涙のない世界にも その橋は架かりますか?」
壁に刻まれた落書きは ダレカの字によく似てた
悲しみを遠ざけることで 君は 橋を架けようとした
けれど 今 傘を捨てて 目をつぶる

だいじょうぶ

大丈夫だよ 見上げればもう
大丈夫ほら 七色の橋
涙を流し終えた君の空に
ねぇ見えるでしょ 色鮮やかに
僕にも見える 君と同じの
絆という名の虹が架かったね
そして
二つの空がやっと やっと 一つになって
僕らを走らせるんだ


26.うたい去りし花

作詞:太志
作曲:太志

窓を開けて 夜を吸い込む
ギターの弦を張り変えて 銀色の夢を紡ぐと
灰色の悲しみが 糸くずのように
足元に積もってく 降り積もってゆくよ
人は人を ほどほどに愛すことができず 苦悩に打ちひしがれる
分け合い方がわからない だから奪い合う
ありがとうでいっぱいにしたいのに
ごめんなさいばかりが増えてゆく

眠れないのは 眠りたいからなのかな
わかってもらえないのは わかってもらいたいからなのかな
思い通りにいくことの方が少ない日々に
どんな色の希望を投げつけたらいい?
何故自分だけなのかと感じることも実は 自分だけじゃないってこと
気付いたのさ 傷ついてるのは 君もそうで 彼らもそうで

若き羽ばたきよ 薄紅のつぼみよ 私も強く生きてみます
傷つかないように過ごすことが いつしか
私の生きる目的になっていました

降ってもない雨に怯え 傘をさすくらい 怖がりな自分がいて
その自分に目を背け
メッキ仕立てのプライドを
太陽に突きつけて輝いたふりをしてたんだ
真実を認めたくなくて
遠ざけた そのひとかけらを 空になげた 形の悪い勇気を
そんな迷路のような日々を 終わらせるため
少し格好の悪い この覚悟を歌にこめて

抜け落ちた羽根よ 歌い去った花よ 私は強く生きています
心はいろんな表情をもつけれど いつでも微笑みを忘れず
拭っても拭っても溢れるというのなら そのまま走り続けていく
倒れても倒れても その愛を伝えなさい
あなたは私にそう教えたのでしょう

生きること即ち
走ること 立ち止まること 挫けては もうだめだって思うこと
それを誰かのせいにすること 綺麗な哀しみだけじゃないこと
努力もしないで文句を言うこと
明日からやるって言ってやらないこと
願い事 一つに絞ってやっぱやること
誰にでも大なり小なり 困難があり 悩んでること
葛藤したり 嫌われたらどうしようって途方に暮れたり
愛すことあっても 愛されることは中々ないこと
伝えること 伝わらないこと うまくいかないが やるしかないこと


27.きらきら ~original ver.~

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

潮風と波音の響きあい 水平線が夕日を飲み干す その時を
二人で見送る ただ静かに 夜の訪れを 無数の星が彩った
鮮やかに 星座が静寂をかき鳴らす
このままじゃ 僕ら泣き出してしまいそうで
沈黙を振り払うコトバを探したけど 見つからない
そして、最後のキスをした

きらきらな日々を 駆けのぼる君に ここからエールを送るよ
別々の道で 約束の地へ そこで必ず会おう
その時は とびきりの笑顔で

テトラポッドに打ち砕かれる波 鳥たちのはばたきが空に道を作った
僕はまだ 好きな歌を手放せぬまま
この場所で 小さな愛をあたためてる
いつ君が 帰ってきたって きちんとまた その歌を
君に聞かせられるように

時々こわくなる 大切なものは とても壊れやすいから
綺麗な音をたて 崩れてく前に しっかりと抱き止めよう

きらきらな日々を 駆けのぼる君に ここからエールを送るよ
別々の道で 約束の地へ そこで必ず会おう
また 二人で笑ったり また ふざけあったり
朝まで 気ままに語り明かせるのも 生きてるからなんだ
片方が死んじゃったら けんかもできなくなるんだ
まず 生きてればこそ


28.この星に

作詞:太志
作曲:太志

横殴りの風がさらう涙 TOKYO SHIT 03のTeeと
マイクロフォン一本 超重低音にのっけ 響かしてくビジョン
comin'at ya 気付けばここにそう 痛みを裏返してはごり押す
とにもかくにも生きる 空から青が逃げ去っても

白けるよりは そう バカでいたいな 行くも行かんも人生は一回さ
趣味 嗜好 好き及び嫌い 色々あってもやっぱ どっかで似てる俺達は
同じ人間さ

孤独一つ胸に抱き
この星に 愛を訪ね 君は生まれてきたのだろう 無限を捨てて
We keep on we keep on we keep on 生きろ

片道切符途中下車無効 急行未来行き 遠のいてく昨日
予定に狂いはない 24時間後絶対 明日は今日になる
この星の乗客 生まれる前に望んだ キング or ジョーカー?
いずれにしたって 引いたカードでしか勝負できません

人生に意味を問うなよ逆だろう 運命のせいにすんのもしゃくだろう
自分で決めるぜ意味とか理由は よぎる感傷も星の鳴き声も悲哀の霧も
ウェルカムです 全然

向こうから 迫りくる
苦しみとやらを茶化すように 今は踊り狂え 音にまみれて
We keep on we keep on we keep on 生きろ


29.月、昇る

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

ぬりたくった嘘は 寒がりな心に着せる 最後の抗いか
こんなはずじゃないって声が宙を舞うよ
純粋な想いは時代に迷い込み プラスティックみたいな微笑みは
未来にしらけた果てに乾いた喜怒哀楽
雨雲が滑るように遠ざかり 夜空はくっきりとすみわたる
輝きを競い合う星達が無駄口を叩かず 問いかけてくる
もう 飾り立てた言葉だけじゃ 届かなくて

明日を塞がれて くすぶる想いは行くあてもないまま
過ぎた日を 巡りゆき 再び此処へ
偽りの果て 風に剥がされて むき出しの孤独は
仄かな情熱を 灯されるのを待っている 灯せ その手で

誰かの舌打ちが聞こえても ためいきを返してる暇はない
人任せの理想は蒸発 涙で湿った現実 on the run
待ちぼうけ 来るはずのないバスを 聞き分けのない子供のように
「いつまでもずっと」って 目を輝かせてはいられない
降り出した雨 理想と運命 気まぐれな風 いくつもの何故
落ちてくる日々 その中で 変わりたくて 変われなくて

高く突き抜けろ 辿り着くまでは痛みと共にあれ
温もりを 遠ざけて 明日へと渡れ
頼る事は強さ 頼り切ることは弱さと知ったいま
闇をただかきわけて 進む 賑わいを夢見て

行くと決めてから 踏み出さない足を何度も見てきた
臆病なプライドが 地に膝をつく
鉛色の夜明け 逃げ道に背を向け もういちど駆け出す
恐れを わずかに上回る勇気をかざして


30.別れの詩 -still connected-

作詞:太志
作曲:太志

悲しまないで友よ あなたが遠い空の下で
いつか想い出す記憶に 優しさが溢れていますように 笑っておくれ

世界中がしらけてしまうような 不細工な理想を
この無愛想な現実にぶつけよう
内側で鳴り響くそれぞれの憂鬱を
かき消すために はしゃいで 青い闇をくり抜くんだ

正しい言葉が溢れ 正しい姿はどこにもない
それなら せめて世界一の悪あがきで 逆らおう

悲しまないで友よ 太陽に置いていかれても
あなたがのぼる坂道の その向こうが 青空であるように 祈ってるから

あなたが口にする夢に誰かが 野次を飛ばすだろう
真剣さをからかう者もいるだろう
あなたの努力を愚かな繰り返しと 決め付けてくる声も
たくさん聞くことになるだろう

それでも 空と大地は 僕らを比べたりせず
実りの刻を 連れてきてくれるはずだよ いつの日か

悲しまないで友よ 星一つ降らない夜にも
晴れやかな夢のひとつを そのひとつを
決して離さぬように 笑っておくれ
笑っておくれよ 笑っておくれ

永遠なんてどこにも ないことわかってるけど
「あったら いいなぁ」って 笑うあなたの横顔 忘れられない

途切れそうになる今も 笑い声で繋いでゆこう
いつか「この場所」を「あの場所」と呼ぶ日が来て
その記憶が あなたにとって
優しさでいっぱいになるように 笑っておくれ
笑っておくれよ 笑っておくれ